1日1タスク

日常の悩みと行動

悩み:細かいタスクが積み重なっていく。避けてもタスクが積み重なり、自分が構築したルーチンが毎日侵される。

行動:1日1タスクを軸に組み立てる。

今日はこれだけはやろう。と決める。

そのタスクを盾に色々な人に声をかけられた際の断り文句にする

そのタスクを軸に必ず達成することを決めつつ、派生するタスクや緊急依頼タスクをこなせる量で請け負う

解説:

死ぬ気で業務量をコントロールし、全身全霊を込めて一秒間を濃密にしていても、周りからはその努力は見えません。

ポモドーロ効果を活用し25分集中、5分休憩のサイクルと45分集中、5分休憩を組み合わせながら仕事をしています。

そして一瞬の休憩を全力で取るようにしています。

しかしその息抜きの瞬間を狙って「ちょっといいかな」「今時間ある?」「相談いい?」などと声をかけられます。

わずかな休憩時間は全力でリラックスするようにしています。

時間の許す限り丁寧にコーヒーを入れ、わずかな時間だけでもぼうっとする。そしてデスクに戻り集中する。

しかし、休憩している時間だけをみた人は、なんて暇そうなんだと見えるのかもしれません。

嫌われる勇気を持って仕事を断れば断るほど、勢いを増して降りかかってきます。

できる限り誰とも顔を合わせずに済むようにデスクから立たないようにしています

トイレでも仕事を頼まれるので必ず個室に入るようにしています。

それでも隙を見て仕事は依頼されます。そして業務量は減りません。

人はキャリアが上がるにつれ、「呼吸するように仕事を振る」ことを覚えるようです。

キャリアを積み上げている最中の人は頼みやすい人を見つけ、練習台にして「仕事を振る」術を身につけます

頼みやすい人というのは、いわゆるなんでもできてなんでも知っている人のことです。

そういった人たちは、仕事を受けるサイクルにいるため、

不幸にも気付けば、なんでもできるようになっていて、全てを知っている状態になってしまっています。

しかし、なんでもできて、全てを知っている人の給料は決して上がりません。

なぜなら、組織のTOPの立場を危ぶむからです。

組織はTOPがもっとも何もできず、何も知りません。

ミクロにおいてもマクロにおいてもビジョンについてもクリアに認識し、ビジネスプランを描けているTOPは限られます。

TOPに準ずる人はTOPの有り様を真似しキャリアを上げます。

結果TOPは自分同様の「何も知らない。何もできない人」を評価せざるを得ません。

多くの役職者たちは責任を取る役割を主張するが、責任を取らなくて良い社会人などいないよね。。。

上がらない評価と増え続けるストレスに嫌気がさし、だんだんと悲しき精鋭達は組織を去っていきます

手を動かす人はいなくなり、仕事を押し付け合うだけの組織になっていきます。

その結果、最終的には少数の人間が大勢の仕事の依頼を受けることになります。

外注できることに気付ける人は優秀です。

しかし、組織では、より安く成果を出すために、社内の人間を使う人がより高く評価されます。

。。。。。

そんなわけではありますが、そこでも自分を見失わずに仕事をするには、自分の仕事に作法を設ける必要です。

昨今取り入れているのは、1日1タスクです。

基本は今日はこれだけやろう。これができたら、今日は良い1日だったと満足するわけです。

しかし。そうもいかずに仕事は降ってくるわけなので、軸を1タスクに置き、そのタスクをその日の最重要課題とします。

そして、何かの仕事でこなせる範囲であれば、快く引き受けます。

しかし、今日やると決めたタスクに影響が及ぶ場合は、予め決めたタスクを盾にきちんとNoを示します。

「今日はこれをしなければならないので引き受けられません。」ということです。

安易に頼んでくる人があまりに多い中で自分の業務を簡単に示し断る術は習慣として身につけておくと良と思います。

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