悩み:地球を救うためにエアコンの設定温度を抑え、会社は儲かり、自分は不快。これって自分にメリットがない。
行動:自分にとってどんな利益になるかを意識し続ける。
解説:昨日、利益第一優先の会社がいきなり環境問題を提唱し始めました。
当然ながら、従業員は、どのように儲け話が裏にあるのか勘ぐります。
組織は、社会のため、環境のため、従業員のためという名目を前に、より儲けるためのアクションをとっています。
環境問題を解決するために、電気ガス水道の使用料を減らそう:光熱費を抑えコストダウンを狙います
エアコンの温度設定を抑えよう:消費電力を抑えて電気代を浮かせたい
紙の使用を控えて森林を守ろう:消耗品費を減らしたい
従業員満足度をあげるために、社員旅行やイベントを開催しよう:給料を上げるよりも安く再生産費の安い従業員を雇い続けたい
あまりに表面的な内容すぎるため、不信感が増すことを提言しようと、目的を聞きますが立て板に水です。
正直、本音を隠して建前だけを話される人を信用できるはずがありません。
徐々に組織が発信する美辞麗句を煩わしいと考えるようになりました。
どうすればこの表現をわかりやすく認識することができるのでしょうか。
おそらく、都度、どんな利益が出るのかを考えることが重要なのだろうと思いました。
メンタルヘルスサポートを雇ってみても、それは1%の人が利用すればいい方です。
その1%の人に対して効果的な悩みの相談は行ってもらえることも期待できません。
しかし、宣伝には全力でコストをかけます。会社はこんなにお金をかけているというアピールが胸焼けするほど強調されます。
そしてこの美辞麗句をもとにより本質の目的にたどり着いている人ほど、そんな役回りを回避することができるようです。
もともと私は性善説が好きで人を信じすぎる体質です。そんな私が組織の中で、損な役回りにならないためにはこの見定めで癖にすべきだなと思いました。
もし、考えることに疲れてしまったら、なんていい会社なんだろう。自分のことをこんなに心配してこんなに優しい人ばかり。などと考えてしまうのかなと思います。
ある意味、幸せな働き方だと思います。しかし、組織に対して依存し、フェアな意識を持たないことは危険です。
理不尽に解雇、給与未払いなどされても、自分が本質的に追い込まれるて苦しむまで洗脳は解けないと思います。
そもそも、組織は従業員をどれだけ会社への不平不満を考えさせないようにするかに全力を尽くします。
今の給与に満足して不平不満を出さない人がもっとも労働者として使いやすいのです。
しかし当たり前の仕事をしながらも、従業員は傀儡化の施策を認識する努力は怠れません。
組織の発信する全ては、決して従業員の人生を第一優先ではなく組織の利益につながっています。
自分の人生に自分で手綱を握り続けるために、決して意識を他者(会社組織)に任せてはいけないのかもしれません。
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