眠りによるリフレッシュと正しく向き合う

日常の悩みと行動

悩み:悩みまくった日はとりあえず眠ると頭がスッキリするが何に悩んでいたのか忘れている。
行動:悩んでいることを悩んでいるうちにしっかり記録しておく。起きてその悩みをさえた頭で考える
解説:眠りによるリフレッシュと正しく向き合う

睡眠によるリフレッシュはとても良いです。
しかし、何も考えずにただ嫌なことがあった、とりあえず寝てしまおう。と睡眠に逃げてしまうとそれはお酒への逃避と変わらないと思います。
実感として、私は平均6時間程度眠る人です。7日のうち4日程度6時間の睡眠を取る習慣にしています。
金曜の夜や夜更かししている時などは、5時間になる時がありますが、朝のギアアップに1時間弱かかってしまいます。
しかし、心身ともに疲れて余裕が無くなった時は、8時間〜9時間眠ることにしています。風邪をひいて体調を戻すように眠るイメージです。
頭がデフラグされたようなスッキリ感が得られます。

大抵の場合、翌朝意識が鮮明になることを実感するほどぐっすり眠った時は、前日の嫌なことを忘れています。
気分も晴れやかで、何かポジティブなアクションが取れそうな気がします。

しかし、この忘れていることは意外と重要なことが眠っていることがあります。
例えば、仕事でストレスを感じている時、なんらかの解決策を導き出そうと努力している時は、興奮のためか様々なことに意識が巡ります。
「あれは大丈夫かな。」「これもみとかなきゃ。」「あれの先にはあれがあるよな。困ったな。」などなどです。
このハイになっているときに意識が向いている状態の「情報」をなんとかして維持すべきです。

おそらく、翌朝デスクに座って仕事に向かい合ったとしても、なんで昨日色々悩んでたんだっけ?まいっか目の前の仕事やればいいし。
となりますが、それは昨晩、脳がフルスロットルでなんとか紡ぎ出した連結をぶった切る行為です。

もちろん仕事に優先度をつけて今日の仕事を今日終わらせて明日の仕事は明日やろう。
と考えるのであれば、毎日脳が紡ぎ出した連結を毎日リセットしてもいいと思います。

しかし、明日のための備えを時間があるときにしょう。さて、明日のための備ってなんだっけ。ま、いいか。明日考えよう。では、
意識をフルに使って働かせる日はいつまでも来ません。

よく、連絡をぶった切っている人で見るのは、
一晩寝て起きたら、昨日提唱していたロジックの根底を忘れていて会議は地獄絵図
一晩寝て起きたら、問題点のすり替えと責任転嫁を思いついたらしく、深く掘り下げることをやめ、他人に丸投げ
一晩寝て起きたら、開き直りを思いついたらしく、改善すべき課題に逆ギレ
でもこれって、仕事終わりに深酒して全部忘れて、翌日、なんでしたっけ?っていってるのと同じですよね。

それでは知恵は鍛えられないと思います。

もう叫びたくなるほど、ストレスを感じて、意識を巡らせまくって知恵を絞った内容は、今は気にせずともこの仕事を続けていく上で必ずまた現れるものです。
やるべきことはシンプルです。

メモしておきましょう。

せっかく知恵を絞って懸念点を洗い出せた。
なんなら、そのときにその懸念店にたどり着くまでに複数の、考察、決定を繰り返しているはずです。
せっかく頭を使ったアイデアは無駄にしないようにしましょう。

死ぬほど考えて悩みまくったことはノートにメモし。もう忘れてもいい状態。になったら初めて睡眠し、脳をリフレッシュしましょう。
知恵を絞り切った頭は回復しており、リフレッシュした状態で前回のセーブポイントから始めることができます。

嫌なことは全部、寝て忘れればいいというのは、せっかく使った思考回路の連絡を無駄にする残念な睡眠の仕方です。
是非、繋げる睡眠を心がけてみてください。

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