断捨離には目的が大事

日常の悩みと行動

悩み:「断捨離」を服を捨てる以外でも応用できないだろうか
行動:目的を見失わず、断捨離がプロセスの一つであることを反復理解する
解説:
自分の日常を最適化するために、断捨離と言う考え方が、一般的になっています。
不要なものを持たない。必要なもののみで生活する。と言う考え方かなと思っています。

「ものを保有する」という観点で考えられているこの思考法は、ビジネスや、日常生活にも置き換えることができるのではないかとおもいました。

断捨離とは、以下の項目で構成されていました。
断行:入ってくることを断つ
捨行:いらないものを捨てる
離行:執着から離れる

つまり、物のない生活を実現するための工程、やり方。を表しているようです。
言葉が有名になることで、断捨離しなきゃ。と、ものを断って捨てて執着しないことが目的になっていることもあるようです。
結果、全て無くして何もなくなった。立ち返ってみると、あれ、なんで捨ててたんだっけ?捨てたらいいんじゃなかったっけ?
と目的を見失うこともあるようです。断捨離を経て、幸せを手に入れる。つまり今が最高に幸せならば、断捨離は必要ない。とも言えるようですね。
つまり、断捨離の結果、「何を得たいのか」、「何になりたいのか。」というものを明確にしておく必要がありそうです。
言い換えると、「決意」し、決意の結果を元に「普段を振り返り」「現状にそぐわないものを見直し」「行動する:減らしていく」と言う考え方のようですね。

さて、ビジネスでは、継続的改善が前提にあるため、ありとあらゆる方法を学び取り入れていく必要があります。
断捨離を生かすとしたら、どのように取り入れられるでしょうか。

タスク管理で断捨離
目的:自分が地位を上げるための仕事に注力したい。
・出世に関係のない仕事の依頼を断る
・出世に関係のない、やらなくていい仕事をやらない。差し戻す。
・出世に関係のない仕事でも、しなければならないと言う執着から離れる。

時間管理で断捨離
目的:自由な時間が欲しい(まだまだ浅いですね)→自分の仕事に集中する時間が欲しい
・自分の集中を阻害する仕事、繋がり、行動を断つ
・自分の集中を阻害する仕事、繋がり、行動ををやらない。差し戻す。
・自分の集中を阻害する仕事、繋がり、行動でも、しなければならないと言う執着から離れる。

いくつか例を交えて考えてみて感じたことがあります。
おそらく、断捨離という考え方だけでは、目的達成には片手落ちなのではないかな。。
断捨離の周囲にはそれを補完するための思考法がありそうな気がします。

おそらく
・実現したい目的をより深く考えるプロセス
・目定期達成のために普段の自分を振り返るプロセス
・5Sプロセス(整理、整頓、清掃、清潔、躾で言うと、ものをなくすのは整理のプロセスです。)
  整理:普段の自分を振り返り、まずものをなくすプロセス:断捨離
  整頓:今あるものと整える  
  清掃:今あるものを綺麗にする
  清潔:綺麗を維持する仕組みを作る
  躾 :綺麗を維持する癖をつける

ビジネスで考えた場合、ただ仕事を断つ、捨てる、離れるだけでは、ただやる気のないだけの社員です。
目的を見定め、日常を振り返り、5Sすることで、より効率的に目的へアプローチできるのではないかなと思います。

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