娘とゲームをして気づいたこと

準備

「あつまれどうぶつの森」というゲームがありまして、無人島の中で生活を営んでいくゲームなのです。
限られた資材を使って生活様式を向上していくことになります。

我が家では、娘と私と妻でやることとなり、娘の資材独占状態が続いております。
(ちなみに私は、娘とのゲームでも適当にせず結構ちゃんとやります。
またTVゲームは現実にも置き換えビジネスゲームとして考えるとリラックスして取り組めるなと思いました。
所詮はビジネスもゲームです。人生ゲームやモノポリーと同じと考えると少し肩の力が抜けた気がしました。)

早く家を建てたい私や妻を尻目に娘は、しめしめと木材や石材を乱獲し尽くし、呆れておりました。
そんな中で、ゲームの中で未来の自分にメッセージカードを送るという取り組みがありました。
娘は7歳ですが、メッセージカードに「いまなにをしていますか?」と書きメッセージを送ろうとしていました。
せいぜい来年の同じ時期くらいかなと思ってみていると、娘は7年先2028年1月2日の自分に向けて送っていました。

7年後までやってるの〜?と聞くと、ムッとして「やってるよ!」などというやりとりはあったのですが、
7年後は中学2年生だね。などと話していました。

とても興味深い。とても気づきが多い瞬間でした。

資材乱獲は現時点ではイラッとすることもありますが、落ち着いて考えると、早く建てたいという競争を意識から外せば、いずれ手に入るし問題ないなと考えました。ビジネスにおいても俯瞰で捉え中長期的な視点を持ってことにあたることで本質を見ることに結びつくなと感じました。

未来へのメッセージもとても興味深かったです。
娘は「いまなにをしていますか?」と書いていましたが、私は娘のことのみならず、自分自身、家族など思いを馳せ、かなり刺さる言葉でした。
7年前の自分に問われた時に胸を張って今こんなことをしているよと言えるだろうか。

7年後に「あつもり」やってないだろうな。と大人は考えますが、子供には一切迷いなく続けているイメージしかありません。
娘は「7年後にはもっと住人が増えて開発が進んでいる!」と豪語しておりました。
通常自分が意識できているイメージは今日、明日、一ヶ月後、半年後くらいまでです。
一年後までいくとあまり大成していない代わり映えしない自分を想像しそうで辛くてあまり考えたくない。というところです。

しかし、子供の目に未来は、楽しい、夢がある。嬉しい。というポジティブな世界でしかありませんでした。
それゆえに7年後、10年後を想像することがたのしく、いくらでも想像が膨らむようでした。
こんな、かけがえのない子供の夢を大切に育める7年後を迎えたいなと思いました。

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