再生産費と生産性の話

日常の悩みと行動

悩み:どうやって給料が上げるか

行動後の結果;交渉なしで給料を上げることができる

行動:経営者にとって失いたくない人材(=生産性の高い人材)になる

要点1:再生産費の話

経営者が従業員に支払う金額は、会社の売り上げにかかわらず約400万でOK。
会社の収益にかかわらず、自己メンテして翌日働きに来れる金額を渡せばOK。(再生産費)

従業員に支払う給料は最低賃金や平均月収という平均的な相場を考慮する。

「安全第一」は、経営者にとっては従業員の死傷に対する哀悼の観点はない。
あくまで、生産性補填、労災費用、社会的信頼損失によるの臨時出費に対する懸念のみ。

ここで大事なのは、経営者は従業員を生産を担う人型ロボットとして見ていると言う点
その従業員はどれだけ生産能力があるかという点で価値を評価している。

要点2:生産性の話

同じ基本給400万円のAとBがいるとして、
 Aは残業時間ゼロ時間で10の仕事をこなす。
 Bは残業時間40時間で10の仕事をこなす。
  当然Aの方が効率よく仕事ができるが、Bの方が残業代分給料が多い。

殆どの場合、Bは毎月残業代を含む給料を貰い続けて10の仕事をこなしつづける。

Aは残業ゼロで生産性を上げる術を学び、20の仕事をこなす能力を身につける必要がある。

論理的に、時間がかかる B に11個目の仕事が与えられることはない。
経営者は暇そうな A に11個目、12個目と仕事を与える。
 結果 AはB以上の生産能力を獲得。

交渉のテーブル:生産性を獲得したAは経営者にとって、失われると困る人材。
辞められないために、給与を上げざるをえないが、上げたくはない。
給与の大幅な変更には昇進が必要
昇進のために、自分が生産性を獲得したら、次に後輩の育成を申し出る。
後輩が自分同様の生産性を獲得するとで、生産性の高い人材を生み出す実績を発揮。
尚更流出させるリスクが高まり、役職を与えることで責任を付与し、流出を防ごうとする。
無事昇進、または放置→放置の場合はエスケープも選択肢の一つ

もし希望が叶わない場合は、獲得した生産性を胸に、転職によって環境を変えることも有り。

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