交渉テクニックに翻弄される

日常の悩みと行動

悩み:話術によって仕事を手伝わされ、気づけば自分の仕事が全く進まない。

行動後の結果:相手の交渉術に翻弄されず、自分にとっての有益か否かを見極める余裕が生まれる

行動一覧:

 ①自分の仕事の範疇を正確に理解する
 ②心理学を学ぶ
 ③相手を助けたいと思うことをやめる
 ④ビジネススキルを学ぶ

行動詳細:

①自分の仕事の範疇を正確に理解する
 →いつまでに何をどうすべきなのか。

②心理学を学ぶ

 ・相手がやりたいことを、こちらの口から言わされる
  廻りくどく説明され「結局、〇〇さんは〇〇したいんでしょ?」と言わされる
    同調の応用。相手の心理状態に同調し、自分の課題と考える心理を働かせる。
    無意識に関与が積極的になることにつながる

  とるべきアクション:腕を組んで沈黙する。タイムオーバーが有効な撃退策

 ・共通の目的と思い込ませる(実際は10:0、よくて9:1)
  「組織として」「会社として」と言った全体感を元に無茶を依頼
    俯瞰の乱用。マクロをイメージさせることでミクロ(自分と相手の負担のバランス)
    を忘れさせる。

  とるべきアクション:この仕事が自分個人の仕事を邪魔しないかを常に考える

 ・ご質問ありませんね?の振り返り(質問がなかった場合は、同意とみなされる)

  とるべきアクション:そもそも序盤(背景と目的)が理解できなかったと説明を求める

 ・「私は反対ですが上司に命令されています」
  エージェント効果の応用
    自分の意見ではない。という論理に基づき反論は上司への伝えると脅す。
    エージェント効果にかかっているのであれば、自分の上司に客観的事実を相談する。
    エージェント効果を装っているのであれば全く気にしない。

  とるべきアクション:気にしない。全く気にせず納得がいかないことを伝える。
      説明力、交渉力不足の責任を問われるのは相手であって自分には全く関係ない。

  返報性、コミットメントと一貫性なども有益な心理テクニック

③相手を助けたいと思うことをやめる

→相手は自分を助ける人を、とことん利用して自分の成果を出します

④ビジネススキルを学ぶ

→実際は相手もよくわかっていないことを、さも常識のように振舞う場合があります。
例:これらは抜け漏れのない切り口で項目を一覧化しています。
  (何かのフレームワークを使用したニュアンスを含ませ説得力を持たせている)
質問:具体的にはどのように網羅性を確認しましたか?何のフレームワークを使いましたか?

  
実際に知っている方が日常の中で自分に役立つことは多いので積極的に知識を学び、相手の知ったかぶりを見つけたら、冷静に対処する余裕をもつ。

結論:相手の手伝いをして自分の仕事が完了しなかった場合、自分の評価が下がり且つ相手の評価が上がります。続けた場合、あなたは仕事を失い、相手は破竹の出世を遂げます。

人助けは麻薬のようなものです。他者貢献の欲求が満たされるため、一時的に気持ちよくなります。しかし冷静に考えてみると、何も結果が残らず、「ただの都合のいい人」となり破滅します。

必ず 自分の仕事をまず終える 余裕があれば他人を手伝う。という超重要な当たり前のことを忘れてはいけません。

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