上司にも上司がいる

日常の悩みと行動

悩み:上司からの理不尽な要望がある。
行動:上司の上司は何を求めているのかを想像する。
解説:上司からの理不尽なストレスを受けたときなど、ふと考えることがあります。
この人は、このリクエストを出して何の得があるんだろう?誰にとってメリットがあるのかな?
到底無理なストレスを与えるか達成不可能な目標を立てて、圧力をかけ続ける場合です。
少し落ち着いて考えれば、
「これでやる気がなくなって生産性が下がったら、何もいいことがないはずなのに」
「達成できない目標掲げて、不達成を量産したいのかな?」

などなど
通常理性的な判断をしている人ほど、そういった逸脱した依頼をしてくるときは、目に着きます。
そんなときは、いち早く、「あ、上司の上司の無茶振りなんだな」と察するようにしています。
そうして、言い訳を用意します。例えば、自分自身ではコントロールできない事態が要因だった場合などです。
この話を聞いた上司はきっと、部下の不可避の事情によりこの事態となっています。と説明できる。
上司の上司も、部下の部下の不可避の事情によりこの事態です。と説明できる。
さらに上に対しても同様です。

上司にも上司がいる。そう考えると、いつも冷静な上司からの非論理的な依頼も納得できます。
できる限りクッションを置くことでストレスは緩和されていきます。
おそらく情報発信限は十中八九経営陣以上の「利益を出せ。」という要望です。

自分のところに理不尽な形で降りてきたとしても、「利益を出せ。」と依頼されない場合は、
幾人かの上司を介するたびにクッションがかかって緩和されてきたのだろうなと考えるようにします。

ただし、経営陣に対する要求のように依頼が来たときには話が違います。
そのときは、単純に上司は右から左に振っているだけです。
さらに悪い場合は、全て部下のせいにしようと、圧がましてくる場合もあり得ます。
上司は少なからず自分よりも上の立場にあり、自分よりも会社の利益の恩恵を受けているので、マネジメントをする役割があります。
もし、役割を放棄する上司なのであれば、徹底的に戦うことも必要です。
理由なき理不尽に屈することは、自己犠牲ではなく、自傷願望だと思います。
自分の正統性を徹底的に主張し、自分の全尊厳をかけて、相手を否定しましょう。

自分が受けた無茶振りの性質を冷静に見極め、上司は上司から何を言われたのだろうか。その上の上司は何を求めているのだろうか。
と二つ以上「上」の上司の考えていることを常に想像することが大切です。

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