悩み:仕事を任せるときにどこまで用意すればいいのか
目的だけで任せてしまっては、狙い通りの仕上がりが期待できない。
行動:まずテスト。次にトレーニング、最後に依頼
解説:1~10まで準備して手渡すのであれば手間がかかりすぎる上に、プラスアルファの付加価値を期待できない。
発注者としてはどこまで自分の仕事を簡略化できるかを考える。
応用
新しい仕事を受ける際に、それを依頼できる人を合わせて考える。
成果は自分のものとし、リソースは自分が負担しない。
間違った依頼方法
とりあえずやっておいて。で依頼する
自分の目的:人を使って仕事し成果を最大化する。
①まず受注者側の力量が備わっているかをテストする。
依頼する側の力量が備わっていない状態では、正しい仕事の依頼が成立しない。
②出来上がりと納期を伝える。
いつまでのどの状態にして欲しいかを伝える。
パターン①(通常のパターン)
力量がない人に細かい指示をする
メリット:狙いの品質のものが作られる
細かく指示するため、狙いの品質が保証される
デメリット:発注者の負担増
パターン②(最も理想的な状況)
力量がある人に適当な依頼をする
メリット:依頼が簡単
狙いの品質またはそれ以上のものが作られる。
細かく指示しすぎないために、付加価値を生み出す可能性がある
デメリット:なし(受注者の負担増)
パターン③(陥りがちな罠)
力量がある人に細かい指示をする
メリット:ない(受注者が楽)
デメリット:力量がある人が楽になる分、発注者の負担が増
付加価値のある成果が得られない
パターン④(最悪のパターン)
力量がない人に適当な依頼をする
メリット:なし
デメリット:狙いのものが作られない。狙いの納期で作られない
発注者として気にすべきポイント
どれだけ発注者の負担を軽減できるか
どれだけ高い品質のものが出来上がるか。作業者が付加価値を生み出せる場合はなお良い
必要なプロセス
力量のテスト。力量を有した人の育成。によってパターン①からパターン②へ移行する。
力量のテストをしない場合は、パターン③に陥る可能性があるので注意が必要
必要になる力量
作業を行う技術
ゴールの共有
付加価値を考慮する目的意識
納期を厳守する意識
重要なポイント
優れたリーダーにはビジョンとプランが必要
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